高卒でも働ける?資格は必要なの?

新卒や転職でエステサロンに就職したいけど、どうしたらなれるのか悩んでいませんか?
こんな疑問にお答えします。
こんな方におすすめ
- 将来エステティシャンになりたい
- エステティシャンの仕事内容が知りたい
- 資格が必要なのか知りたい
- 年齢制限はあるのか知りたい
エステティシャンは年齢や学歴関係なく、女性が活躍できる職場です。

当時は、未経験で全くのゼロからのスタートでした。
そこで今回は、エステティシャンになりたい人の手助けになればと思い、エステティシャンの仕事内容やどうすればなれるのかなどをご紹介します。
この記事を読めば、自分に合った方法でエステティシャンになれることが見つかるので、是非最後までご覧ください。
目次
エステティシャになるには3つの方法がある
エステティシャンになるには、大まかに3つの方法があります。
それは以下の通りです。
- 働きながらエステティシャンになる
- 専門学校に通う
- エステスクールに通う
これから詳しく説明していきますね。
働きながらエステティシャンになる
働きながらエステティシャンになると言う方法は、給料をもらいながら技術も学ぶことができます。
仕事内容・詳細 | |||
仕事の種類 | フェイシャル(美顔) | ボディ(痩身) | 脱毛 |
施術方法 | 機械や手技 | 機械や手技 | 機械 |
施術内容 | 美白・ニキビケア・しわ・たるみなどの改善を目的とした施術 | ダイエット・食事管理・体型維持などを目的とした施術 | ワキ・腕・足などの体の毛を減らすことを目的とした施術 |
月給(正社員) | 20万円~+歩合(東京都) |
エステティシャンは学歴も年齢も関係なく働くことができるので、新人研修を設けていることが多いです。
研修期間は3ヵ月~6ヵ月程度で、サロンによって研修期間の長さが違います。
そして、この研修期間中に技術・知識を学び、合格出来たらお客様の施術に入れるようになります。
<働きながら学ぶメリット>
- 給料をもらいながら学ぶことができる
- 自分のやるき次第ですぐにお客さんの施術につくことができる
<働きながら学ぶデメリット>
- 研修期間の間に美容の知識、施術などを学ばないといけない
- 施術のレッスンなどでプライベートな時間が減る
セラピストとの違いは?
エステティシャンの仕事の種類をご紹介しましたが、アロマオイルなどを使ったセラピストとは仕事内容が少し違います。
分かりやすく表にしてみました。
仕事内容・種類 | |
エステティシャン(エステサロン) | セラピスト(リラクゼーションサロン) |
機械・手技を使い体質改善を目的とした施術 | 手技を使いリラクゼーションを目的とした施術 |
エンダモロジーなど | アロマオイルマッサージなど |
20万円~/月給 | 1000円~/時給 |
セラピストは、疲れた体を癒されたい時に利用するリラクゼーションがメインとなっています。
アロマオイルを使い、オールハンドで施術を行うことが多いのもセラピストの特徴の一つです。
また、エステサロンと違って雇用形態はアルバイトやパートなどが多く、ダブルワークや副業として求人募集しているところが多いです。
美容専門学校に通う
美容専門学校に通う方法もあります。
専門的な知識を学んで、就職に有利な資格を取ることもできます。
<専門学校のメリット>
- 美容について幅広い知識を学ぶことができる
- 就職に役立つ様々な資格を取得することができる
- 人気サロンや有名サロンに就職することができる
<専門学校のデメリット>
- 学費の費用が(100万~)かかる
2年制だと、学費だけで100万円以上はかかるので、生活費なども計算すると倍以上はかかるかもしれません。
人気の美容専門学校をご紹介しますので参考にしてください。
1位 高山美容専門学校
- 専門課程美容科 2年制
- 定員120名
- 学費総額262万円
2位 資生堂美容技術専門学校
- ビューティーコンサルタント科 2年制
- 定員80名
- 学費総額287万円
3位 東京ベルエポック
- メイクアップ科 2年制
- 定員40名
- 学費総額275万円
引用:みんなの専門学校情報
エステスクールに通う
エステスクールであれば、費用と通う時間を抑えながら美容に関する知識を学ぶことができます。
<エステスクールのメリット>
- 短期間で知識や技術を学ぶことができる
- 学習時間を自由に選ぶことができるので、仕事をしながら学ぶことができる
- 少人数制で学びやすい
<エステスクールのデメリット>
- エステスクールによって費用や学べるコースなどが様々で比較が難しい
資格も取得できるコースと取得できないコースもありますので、自分がどうなりたいのかを考えながらコースをしっかり選びましょう。
1位 スリムビューティーハウスアカデミー 表参道校
- エステティシャン基礎科/受講料:520,000円(税込)
- カスタマイズ認定資格コース/受講料:520,000円(税込)
- 通信教育コース/受講料:265,650円(税込)
2位 フォレストエステティックスクール大阪心斎橋本校
- トータルコース/入学金:11,000円(税込)、受講料:594,000円(税込)
- フェイシャル基礎コース/入学金:11,000円(税込)、受講料:104,500円(税込)
- 認定上級エステティシャン講座(通信教育)/入学金:11,000円(税込)、受講料:297,000円(税込)
- フェイシャルorボディリンパマッサージ(1日エステ講習)/受講料:33,000円(税込)
3位 アイウ・エステ開業スクール
- 基礎通学コース/受講料:231,66円(税込)
- 基礎通信コース/受講料:183,810円(税込)
- 中級(ソムリエ)コース/受講料:408,430円(税込)
- 上級(マイスター)コース/受講料:511,720円(税込)
など
エステティシャンになるには何歳までが良い?
結論から言うと、エステティシャンになるには年齢制限はありません。
自分のやる気次第で40代からエステティシャンになることもできます。
但し、パートやアルバイトだと、年齢は不問のところが多いですが、正社員で働く場合は40歳までと制限を設けているところがあります。
エステティシャンになるには資格は必要?
結論から言うと資格は必ずしも必要ではありません。
エステサロンによっては応募条件の欄に「〇〇の資格必須」など書いていることもありますが、それは稀です。
ほとんどのエステサロンは未経験者・資格なしでも入社できますし、研修期間で教えてくれるので特に問題ありません。
おすすめの資格はある?
エステティシャンに必ずしも資格は必要ありませんが、資格を取得したい人におすすめの資格は以下の通りです。
- 日本エステティック業協会(AEA)の資格
- 日本エステティック協会の資格
資格の種類と資格取得条件がありますので、それぞれ説明していきますね。
日本エステティック業協会(AEA)
日本エステティック業協会とは、1987年に設立された民間団体で、エステティシャンとしてスキルアップできる資格が取得できます。
資格には、「基礎資格」「上位資格」「最上位資格」の3つのレベルがあり、AEA認定校で勉強する、または、エステサロンで実務経験を積んで条件を満たすことができれば、受験することができます。
出典:AEA公式サイト
- AEA認定エステティシャン/受験料:10,650円(税込)
- AEA上級認定認定エステティシャン/受験料:14,300円(税込)
- AEA認定インターナショナルエステティシャン/受験料:17,600円(税込)
日本エステティック協会
一般社団法人日本エステティック協会は、1972年に設立されたエステティシャンのスキルアップを目指す資格が取れる職能団体です。
いくつかの資格がありますが、そのうち「AEA認定エステティシャン」「AJESTHE認定上級エステティシャン」「AJESTHE認定トータルエステティシャン」の3つをご紹介します。
日本エステティック協会に加入するなど、ある一定の条件を満たせば受験することができます。
- AJESTHE認定エステティシャン/受験料:10,560円(税込)
- AJESTHE認定上級エステティシャン/筆記試験:11,000円(税込)、技術確認試験22,000円(税込)
- AJESTHE認定トータルエステティシャン/講座及び受験料:33,000円(税込)、登録料11,000円(税込)
エステティシャンの「やりがい」と「辛いこと」
エステティシャンは華やかで女性が活躍でき、将来独立することもできる素晴らしい職業であるのは間違いないのですが、その反面大変なこともあります。
私がエステティシャン時代に感じていたことを元にまとめています。
以下の通りです。
<エステティシャンのやりがい>
- 自分の施術でお客さんが綺麗になっていく
- お客さんから「ありがとう」と言ってもらえる
- 信頼関係が築けると施術の追加がもらえる
<エステティシャンの辛いこと>
- 肉体的、精神的に疲弊する
- 売り上げを取るために必死になる
- 休みが取りづらい
では、それぞれご説明します。
自分の施術でお客さんが綺麗になっていく
エステサロンでは、施術後の注意事項や自宅での食事改善などをお客さんに指導することがあります。
中には、守らない人もいますが、しっかり守って人はお肌のトラブルや減量に成功するなど、少しずつ改善されていきます。
綺麗になっていくお客さんを、一番間近で見ているエステティシャンは「頑張ってくれているんだな」と、とてもやりがいを感じているのです。
お客さんから「ありがとう」と言ってもらえる
やはりエステティシャンも人間なので、「ありがとう」と言ってもらえるととても嬉しいし、頑張ってもっと綺麗にしてあげようと思うものです。
お客さんから「○○さんのおかげでこんなに綺麗になりました」と言ってもらえた時にはエステティシャンやってて良かったなと心の中でつぶやいていました。
信頼関係が築けると施術の追加がもらえる
施術の追加とは、コースの契約のことです。
この契約がお客さんからもらえないと売り上げにならないし、引いてはエステサロンへのその日の売り上げにも大きく影響してきます。
お客さんと仲良くなって効果が出ると、「他の箇所もやってみたい」などとお客さんから言われることもあります。
そんな時は日々の努力が報われたなとやりがいを感じるのです。
では、続いてエステティシャンの辛いことをご説明していきます。
肉体的、精神的に疲弊する
エステティシャンって華やかなイメージですが、実際はかなり体力が必要な仕事です。
個人的に特に、体力が必要なのは「ボディ」の施術ではないかと思います。
大きな痩身用の機械を手で持ち、痩せたい部位にひたすら当て続けないといけないので、かなり疲れます。
夏場は、施術中の汗が止まらなくなるのと今コロナの影響で常にマスクをつけているだろうと予測できるので、エステティシャンは相当辛いと思います。
売り上げを取るために必死になる
エステティシャンは施術の他に、「毎日の売り上げを作る」と言う重要な仕事があります。
ほぼ毎日売り上げのことを考えたり、同じお客さんに何度もキャンペーンの話をしすることもあるので、だんだん申し訳なくなってくるんですよね。
実際、売り上げを取らないといけないと言うのが嫌で辞めた人もいます。
売り上げを達成できた時は良いのですが、達成できなかった時はやはり辛いものがあります。
休みが取りづらい
定休日があるエステサロンもあるのですが、全国展開の大きなエステサロンの場合、お休みは年末年始のみだったり、年中無休のエステサロンもあります。
そうなると、土日休みは冠婚葬祭など必要な場合でない限り中々休みが取りづらいです。
シフト制になるので、連勤が続いたり、逆に希望を出していないのに休みが続いたりと思うように休みが取れません。
まとめ
今回はエステティシャンになるための記事を書きました。
エステティシャンは大変ですが、とてもやりがいのある仕事です。